巡回指導

巡回指導とは、適正化事業実施機関であるトラック協会の指導員が運送事業所に訪問し、トラック事業が適正に実施されているかどうかをチェックすることです。

 

運輸開始届を出して事業を開始すると、3〜4ヶ月後に、それ以降はおおむね2年に1回程度回って来ます。巡回指導は事業所(営業所)単位になりますので、営業所の新設や移転後にも行われます。

 

「巡回指導と監査のちがい」については、こちらをご覧ください。

巡回指導までの流れ

巡回指導の約1か月前に「巡回指導通知」の連絡が入る
連絡時に届く巡回時確認書類に記載の帳票類の準備

 ※38項目の指導項目がベース

巡回指導実施
結果の通知
指摘事項を改善し、期限(約2か月)までに報告書の提出

 ※改善報告書を提出しない場合、その旨運輸支局に報告されます。つまり、運輸局による監査の対象となる可能性が出てきてしまいます。

巡回指導の評価結果について

巡回指導38項目で「適」か「否」かが判断され、「適」判定の項目の割合で決定します。

 

「適」の割合

評 価 備 考
90%以上 A
80〜90%未満 B
70〜80%未満 C
60〜70%未満 D
60%未満 E 運輸局による監査対象の可能性

 

※巡回指導の項目の最重点項目及び重点項目が「否」とされた場合は、1段階下の評価となります。
※E評価の場合、運輸局による監査対象となる場合があります。

 

巡回指導通知を受けたら

適正に事業が実施されていたかを確認する意味でも、実施すべきことや必要書類が整っているか、確認しましょう。以下の項目は、指導日までに確認・実施できることです。

 

運転日報の作成・保存は適正か

 

運転開始・終了時刻と点呼時刻に整合性が取れているか

 

連続運転時間は適正か

 4時間ごとに30分以上の休憩が必要です。

 

勤務終了後、翌勤務までに8時間以上の休息時間はあるか

 

残業・深夜・休憩時間の管理はできているか

 

健康診断・適性診断を受診しているか

 

ドライバー教育をしているか

 未実施の場合、教育の時間を設けて教育を実施し記録します。

 

などなど

巡回指導対策として、総合的なサポートが可能!

巡回指導項目である帳票類の抜け落ちや、不足箇所、健康診断や適性診断、講習などの実施状況の確認、事業計画の変更の有無、報告書の提出の有無などのチェックし、改善すべき事項をお示しいたします。

 

改善すべき書類の作成、不足箇所の手直し、報告書の作成・提出などの対応も可能です。

 

審査・監査のプロであるISO現役審査員でもある弊所の代表行政書士がお手伝いいたします。
 *保有審査員資格:ISO9001【品質】、ISO22000【食品安全】 
 *審査実績年間10件以上(西日本を中心に北海道から沖縄まで)

 

内 容

報酬額(消費税別) 備 考

巡回指導対策

30,000円

訪問による巡回指導項目チェックで、改善推奨事項を提示します ※注1

※注1:「改善推奨事項の提示」とは、弊所によるチェックで改善すべき内容を提示することです。

 

実際に改善すべき書類の作成、不足箇所の手直し、報告書の作成・提出などを弊所でサポートする場合、別途料金となります。

 

お電話でのお問い合わせ

携 帯 (080) 8086-0100

電 話 (0889) 43 - 9561

受 付  9:00-20:00(土日祝 対応)

メールでのお問い合わせ

 

24時間以内にご返信します!